2012年5月23日水曜日

公開授業 細胞小器官

高校生物では必ず学習する細胞小器官(オルガネラ)ですが、様々な器官を羅列的に学習しても生命現象の本質を理解することはできません。

細胞小器官同士が互いにどの様に連携しているのかを理解し、その連携が滞りなく進んでいることが「生きている」という状態なのだと判るような授業をするべきだと思います。

そんなつもりで授業しました。
前半です。

後半はこっちです。

この授業の中では次の小器官が登場しました。

核(核膜・染色体)
リボソーム
小胞体
細胞骨格
ゴルジ体
細胞膜

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授業の後次のような項目を確認します。

1 これらの内、光学顕微鏡で観察できるものはどれでしょう。

2 光学顕微鏡で観察できない小器官の存在は、どの様な手段で確認されたのでしょう。

3 これらの内、リン脂質二重膜で作られている構造物はどれでしょう。

4 ある細胞がタンパク質でできた分泌物をエクソサイトシスしました。その流れをこれらの小器官の働きに触れながら説明しなさい。

できましたか?

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授業で使った動画のほとんどはYouTubeで試聴できます。

小胞体からゴルジ体へ、さらにエクソサイトシスへ。

エクソサイトシスとエンドサイトシスにおける膜の振る舞いについてはこちらを。

エンドサイトシスで取り込まれる小胞の形成についてはこちらを。




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