2012年5月13日日曜日

北海道の草花 その4 エゾヒメアマナ

エゾヒメアマナはユリ科キバナノアマナ属の北海道分布種です。分布は北海道に限定されています。

下の写真の株は紋別郡遠軽町で見つけました。が、正直なところよく似た種のヒメアマナなのか本物のエゾヒメアマナなのかよく判りません。


いい加減でごめんなさい。


以下、エゾヒメアマナってことで話進めます。



とても細くてか弱い感じの野草です。環境省レッドデータブック(日本の絶滅のおそれのある野生生物の種についてそれらの生息状況等を取りまとめたもの)に記載され、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に分類されています。

絶滅危惧種Ⅱ類(VU)は「絶滅の危険が増大している種」に該当します。
略号のVUは「Vulnerable:脆弱な」の意味です。



この株は興部町で観察したものです。

確かに群落を作って多数観察される様子は無かったですが、絶滅危惧種Ⅱ類(VU)に分類されるほどの希少種だとは知りませんでした。

今回観察したフィールドが、豊かなところだったということでしょうか。

絶滅危惧種についての情報は環境省のこのページで検索する事ができます

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