2012年8月25日土曜日

平成24年 国体関東ブロックボクシング 

平成24年度 国体関東ブロック予選は東京都日野市で、8月24日から26日まで開催されます。

少年、成年にわかれてLF級からM級の7階級で争われます。
初日の様子です。








各試合の解説を入れる暇がありません。

また、準決勝決勝のブログを書くのも先になりそうです。


手抜きブログで申し訳ありません。




2012年8月23日木曜日

PodCast高校生物 光合成曲線を考える

光合成曲線の細胞学的な意味を考えようとの目論見で作りました。

「光合成速度=見かけの光合成速度+呼吸速度」

の関係を、おぼえて終わり、にするのはよろしくないと思って、葉緑体とミトコンドリアの活動に注目した授業展開にしてあります。



この授業の板書案は以前ブログに書きました。

プレゼンテーションの作成は「パワーポイント」、動画作成は「カムタジアスタジオ」、プレゼン中のカーソルによる描画は「ズームイット」です。

PodCast高校生物 伴性遺伝を考える

受験指導をしていると「伴性遺伝が良くわかんない」「伴性遺伝って具体的なものを憶えればいいの?」というご意見ご質問を、しばしば頂きます。

現行の学習指導要領に準拠した教科書には必ず伴性遺伝の学習内容が盛り込まれています。ですが、なぜ伴性遺伝を学習するのかを明確にしている教科書は(私の知る限り)ありません。

そこで、伴性遺伝が遺伝子の染色体説成立に果たした役割を明確にする様に組んだ授業がこれです。


この授業は教室で行う形ではなく、コンピュータモニタ上でプレゼンテーションをする形式になっています。欧米ではこの形式(PodCastといいます)の教材がたくさん作られています。日本ではまだまだ普及していない形式の教材ですが、ネット社会での教育ツールとしては強力な武器だと思います。

今後、PodCastを増やしていこうと思っています。

ちなみに・・・

この分野の参考書としては、福岡伸一さんの「できそこないの男たち」がダントツに面白いです。そんなに難しくないので、高校生でも読めます。オススメです。

できそこないの男たち

2012年8月19日日曜日

高校生物公開授業 植物の生殖

被子植物の重複受精を勉強している生徒はみな、「なんでこんなわけわかんないこと覚えなきゃいけないの!だいたい植物めんどくさすぎ!」って言います。

全くです。
減数分裂で出来た精子と卵が受精して新個体になる動物と比べると、植物の生殖はあまりにめんどくさい。そのめんどくさいものをそのまま覚えてしまおうとするとすごく苦労する。

でも、植物にだってそれなりの訳があるんです。被子植物が重複受精をする背景には、植物の長い長い進化の歴史があるんです。

それを全て授業するととても時間がかかりますので、要点を絞って授業しています。大事なことは

①植物は世代交代をしている
②私たちが通常目にする被子植物の子は花粉と胚のうだ

ということです。

では、次の動画をご覧下さい。後半の「植物の配偶子形成」はセンター試験の問題演習として授業したものの一部です。



この動画で扱っているセンター試験問題はここでダウンロード出来ます。
平成19年度センター試験生物Ⅰ 問題
平成19年度センター試験生物Ⅰ 正解

センター試験の過去問に挑戦したい人はこのサイトが便利ですよ。
JS日本の学校 大学入試センター試験過去問題

では、がんばってくださいね!

2012年8月17日金曜日

高校生物公開授業 カエルの発生

高校の生物では動物の発生として、ウニとカエル(イモリ)を学びます。なぜこの二つなのでしょう?

動物の基本形はちくわ(パイプ)です。

口から肛門に通じる消化管を食物が通過して行きます。ナマコなんかそのものですね。


ウニもナマコと同じ棘皮動物でこれらは脊椎動物の直系の祖先に当たります。ご先祖さん、です。
彼らには「口→肛門」の方向性はありますが「背→腹」の方向性がありません。そのため形態は、「放射相称」となります。

カエルは脳と脊髄という中枢神経を頭蓋骨と脊椎骨の中に納めた脊椎動物です。

脊椎動物は発生の過程で消化管の他に「神経管」というもう一本のパイプを生じさせ、「口→肛門」の方向性に加え「背→腹」の方向性が生じます。その結果形態は、「左右対称」となります。

そんなカエルの発生過程を勉強しましょう。




2012年8月3日金曜日

生物学を英語で学ぶヒント

授業の中で質問された英語勉用法への回答として、インターネット上の公開授業で生物学を学ぶヒントです。

マサチューセッツ工科大学の生物学公開授業は充実しています。ただし、高校生がいきなりここで学ぶのはちょっと厳しいかな?
大学で生物学を専門に学んでいる方にはおすすめします。

たとえば次のレクチャーを勉強するとしましょう。

いきなり聞いてもわからないので、講義内容のテキストデータをPDFで作ってまずそれを読むことをおすすめします。データは講義のページからダウンロードできます。直接PDFでダウンロードしたものは字が小さくて老眼の僕にはつらいので、テキストにしてからPDFにしています。僕が作ったPDFデータのサンプルはこれです。

では、どんな感じで勉強するのかこのビデオを見て下さい。


ビデオもダウンロード出来るしオーディオCDも作れます。後はあなたの努力次第。本気でやりたいのなら他のヒントもお教えします。まずは、やってみて下さい。

ちなみに、このビデオはカムタジアスタジオお試し版で作成しました。右下にサンプルの文字が入るのはそのためです。このソフトはコンピュータのモニターをそのまま全てキャプチャしてしまうもので、編集もとても簡単にできます。ポッドキャストを作る人の定番ソフトです。おすすめですよ。


2012年8月1日水曜日

光合成曲線を理解するために 板書案

光の強さと光合成の活発さをグラフにした「光-光合成曲線(光合成曲線)」は、細胞質レベルで理解するべきと考えての、板書案です。

P0が光合成速度、Pが見かけの光合成速度、Rが呼吸速度です。P0はむかし「真の光合成速度」って言われてましたね。僕はあの言い方好きだったんだけど、教科書から消えてますね。で、

光合成速度 = 見かけの光合成速度 + 呼吸速度

って式だけむりやり憶えておしまい、にはしたくない。せっかく光合成の勉強するんだったら細胞内の活動をリアルに想像して理解して欲しいと思って作る板書が以下の流れになります。

葉の中の細胞の中の葉緑体とミトコンドリアのつもりです。

上が葉緑体です。光合成を行います。
光エネルギーによる水の分解と酸素の放出。
水素の移動と二酸化炭素の還元による炭水化物合成。

下がミトコンドリアです。呼吸を行います。
炭水化物の分解による水素の獲得と二酸化炭素の放出。
水素の移動とATPの合成。
酸素による水素の酸化と水の排出。

光合成や呼吸の詳細を学ばない生徒にもこの程度の事が起こっていることは知ってもらいたくてこの図を示します(光合成の詳細はこちらを)

この図を通して、光合成と呼吸の反応が逆反応であることを理解してもらいます。

このような植物が暗黒中に置かれたなら細胞内の二酸化炭素は呼吸によりどんどん増加し、それは植物体外へ放出されます。

ちょっと光が射してきたらどうなるかな?葉緑体の光合成は始まるけどミトコンドリアから出される二酸化炭素で賄える程度の光合成しかしない。残った二酸化炭素は放出させるけど暗黒の時より少なくなってる。

補償点ではミトコンドリアから出てきた二酸化炭素が全部光合成にまわされて、きっちり釣り合いが取れちゃってるので植物外への二酸化炭素放出も外からの吸収もありません。見かけの光合成がゼロになった状態です。

光飽和点では光合成が最大値を迎えます。ミトコンドリアから放出される二酸化炭素で間に合うわけがありませんので植物外から二酸化炭素を吸収します。このとき葉緑体が取り込んでいる二酸化炭素の量が問題なのです。

このときの量的関係を一番最初の光合成曲線のP0・P・Rで示すと次の板書になります。

呼吸はミトコンドリアだけで行われているわけではありませんし、細胞内で生じた二酸化炭素が必ず全て葉緑体に吸収される訳ではありません。
また、葉緑体内のATP合成は省略しています。
などなど、不正確な表現も多々混ざっていますが、今のところ生徒にとってはこの理解が腑に落ちる様な感触です。

この授業をPodCastにしたものはこちらです。