ブタの眼球を解剖して、視覚器の構造を学びます。
眼球の周りについている筋肉、脂肪、まぶた等を取り除きます。ぶら下げた状態で眼球の表面(強膜の表面)に沿ってはさみを入れます。
このとき眼球裏側にある視神経を切り落とさないように注意します。視神経の接合部分が盲斑になっていることを後ほど確認します。
筋肉等が除去できました。右向きに伸びているのが視神経です。
前後の半球に二分しました。この作業が一番むずかしいと思います。角膜を下にして眼球を置き、はさみを水平に一周させて強膜を切ります。その後ガラス体をメスで二分して上手に前後の半球に分けます。
前半球では水晶体・毛様体が観察できます。後半球では網膜と盲斑が確認できます。盲斑は網膜が視神経に結合している部分であると判ります。
前半球を裏返すようにして水晶体を取り出します。
シャーレに捕って文字の上に乗せると、水晶体が見事なレンズであることが判ります。
質問があればコメントにどうぞ。
0 件のコメント:
コメントを投稿