2011年10月28日金曜日

公開授業 火山灰分析 わんかけ編

採集してきた火山砕屑物(噴火によりもたらさせた物質が堆積したもの)から鉱物を取り出しました。採集の様子はこちらをご覧ください。授業プリントはこれです。

サンプル瓶に入った状態です。ここから以下の作業で観察用の鉱物標本を取り出します。このサンプルはPm-1に入っていた30㎝大のパミスから採取しました。わんかけすると真っ白になってしまいました。有色鉱物ほとんどありません。わんかけ後の写真は、このページの最後にあります。


 わんかけをはじめました。採取したサンプル全てをわんかけせずに、必ず残すようにしてください。


はじめはたくさんの水を入れて、濁りをどんどん捨てます。

すすいでいます。


濁りがなくなってきたら、研ぎます。お米を研ぐのと同じです。鉱物の表面を磨いている感覚でやって下さい。


乾燥させます。時間があれは放置して自然乾燥が良いのですが、時間がないのでコンロに乗せます。こうすると早く処理できますが、鉱物が飛び跳ねて散らかるはサンプルは減るはで少々残念な処理方法ですが、1時間の授業でやるにはしょうがないですね。

冷えたらシャーレに出して、サンプル瓶と同じナンバーを振ります。
これがページはじめのパミスをわんかけしたものです。白いでしょう!!



保存しておき次の時間には観察です。

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