体細胞分裂の過程を勉強するとき、中心体が移動するとか、核膜が消えるとか現れるとか、核小体がどうなるとか、動物と植物でここが違うとか・・・・。それはそれはたくさんのことをいっぺんに勉強しなければいけません。
でも、本質は母細胞と全く同じ遺伝子を持つ二つの娘細胞を作ることにあります。
この点にのみ焦点をあてて、
1本の染色体だけを扱う授業をしてみました。
ですが、
いつも使っているムービーが壊れてしまい、
借り物のVTRカメラで撮ったためあまり上手に撮影できていません。
①は、遺伝子が何をしているかのお話です。
②は、二つの細胞に同じ遺伝子を分配することについて考えます。
③は、体細胞分裂の中期までを解説します。授業で不足する内容は、最後に解説動画をつけてあります。
④では、体細胞分裂の中期以降を説明します。
授業で用いた動画にはYouTube上からリンクを張ってあります。
体細胞分裂に限ったことではありませんが、全く不思議です。どうしてこんな複雑なことが自動的に間違いもなく進行するのでしょう?ここにも生体内の化学反応が連鎖的にしかも秩序を維持して進行する
生化学反応のカスケードが存在します。
高校生の皆さん、生物学には未知の分野がまだまだ、山ほどあります。たくさんたくさん勉強してください。