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2013年1月7日月曜日

生物基礎の授業展開 その7 心臓・肝臓・腎臓

体液を循環させ状態管理をする臓器としての心臓、肝臓、腎臓の働きを学びましょう。

PFDファイルはここです。


1.略

2.心筋細胞の自律性についてはこちらをどうぞ。理科ねっとわーくの動画です。

3.肺循環の血液と体循環の血液が全く混合することなく別々のルートを通る心臓が二心房二心室のタイプです。脊椎動物の心臓が進化した過程も勉強したいですね。

4.動脈は強い圧力に耐える構造。静脈は筋肉等に圧縮されると血液が一方向に流れる構造。毛細血管は血しょうやリンパ球が浸出できるような構造。それぞれの構造には意味があります。ちなみに血管の長さは約10万㎞。資料はこちら。

5.混乱しやすい所です。酸素濃度が高い方が動脈血、酸素濃度が低い方が静脈血。肺動脈と肺静脈は血管名と血液名が一致しませんよ。

6.リンパ心臓を持たない動物のリンパ液は筋肉などの組織に圧迫される事により、末梢から心臓方向へ流れます。激しく運動した後にいきなり休むのではなく、緩やかな運動をしながらクールダウンする必要性もここにあります。

7.肝臓の働きは「にげたこぶた」で覚えます。に:尿素の合成。げ:解毒作用。た:胆汁の合成。こ:コレステロールの代謝。ぶ:ブドウ糖の代謝。た:体温の発生。解説の動画は下を。


8.上の動画を参考にして下さい。

9.腎臓における尿生成過程で重要な事はマルピーギ小体における「濾過」と腎細管における再吸収です。それぞれがどの様な仕組みでどの様な成分を「濾過」「再吸収」しているのか理解しましょう。参考になる動画はこれです(英語です)。


10.11.略

12.体液が細胞の直接環境であることを、まずしっかり認識することが大事ですよ。その上で、体液と細胞間で物質のやりとりが行われていて、それは体液の浸透圧(濃度)に大きく影響されることを理解しましょう。

13.この動画を参考にして下さい。






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